ノンコア業務の負担を軽減する出品代行サービス
企業の従業員が携わる業務は、直接利益を生み出す「コア業務」と、利益には直接関わらない「ノンコア業務」に大別されます。コア業務はもちろん、ノンコア業務も間接的には利益の向上に貢献するため、欠かせないものではありますが、強いて言うならばノンコア業務よりもコア業務のほうが重要性は高いです。なぜなら、コア業務は専門的な知識やスキルを必要とする内容の業務が主であることに対して、ノンコア業務はコア業務ほど特別な知識やスキルを必要としない傾向にあります。そのため、ノンコア業務を外部の会社にアウトソーシングし、自社の従業員をコア業務に専念させている企業は多いです。
思わぬところに生じるノンコア業務
自社の従業員の負担を軽減するために利用できる企業向けの委託・代行サービスには様々なものがあります。その中の1つに、「出品代行」があります。企業では、必要がなくなったものは、処分をするにあたって売却を検討するケースがほとんどでしょう。資金の足しになるという面を考えても、単に処分をするよりは売却をすることが望ましいです。しかしながら、実際に商品を売却するとなると、意外に従業員の貴重な時間を奪うことになります。出品するまでに、商品の詳細な情報を登録したり、注文があった場合は発送の手続きをしたりなどといった作業が伴うためです。これはノンコア業務にあたります。
買取専門店に持ち込むような場合は別として、インターネット上のマッチングサービスなどを利用して商品の売却をする場合は、商品の情報を正しく伝えるため、商品を安全に届けるための作業が必要になります。1つひとつの作業はそれほど時間を取られないにしても、処分するものが出るたびに同じ作業をしていては従業員の大きな負担になります。その時間をコア業務に割いたほうが、生産性が向上することは明白です。
商品の出品に際して発生する従業員の負担を軽減できるのが出品代行のサービスです。出品したい商品を預けることで、前述した商品情報の登録や、注文が入った場合の発送作業を任せることができます。法人での利用を想定した出品代行のサービスはいくつもあります。今後、不要になったものを売却する際は、出品に関する業務の代行を検討してはいかがでしょうか。
中には、企業向けマーケットプレイスを運営している会社が、直接出品代行のサービスも請け負っているケースがあります。例えば中古計測器の買取支援サービスを提供している会社が一例です。計測器を出品する際に、商品情報の登録や発送作業の代行を依頼することができます。マッチングサービスを提供している会社に直接出品に伴う作業の代行を依頼できるので、窓口が一本化されます。複数の会社への対応に追われることがなく、そのような面からも従業員の負担を軽減できます。売却金額が高額なほど手数料を抑えられる仕組みになっているため、高値で出品できそうな計測器がある場合はぜひご利用ください。
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