読まれるDMは封入物が工夫されています

郵便受けに入ったDM


販売促進に利用されるツールにはさまざまなものがあります。どのようなツールも一長一短の性質があり、一概にどれが優れていてどれが劣っているということはなく、時と場合によって効果を発揮するツールは異なります。数あるツールの中でも、DMは顧客にダイレクトにアプローチできるツールとしてとても高い有用性を持ちます。工夫次第でたくさんの情報を顧客に伝えることも、反対に要点のみを絞った少量の重要情報を伝えることもできます。

DMと一言にいっても、それが用いられる理由は様々です。利用用途が広く使い勝手が良いことも魅力と言えるでしょう。とはいえ、どれほど素晴らしいものを送っても読んでもらえないことには反響にはつながりません。読まれて、反響につながるものをつくるためには封入する物を工夫する必要があります。

閲覧者の印象に直結する封入物

ダイレクトメール

DMに封入できるものというと何を思い浮かべるでしょうか?カタログやクーポンなどの他にも、お得意様に送るものならば日ごろからのご愛顧を感謝するメッセージなどもあります。開封時にこれらの封入物が目に入ると、少なからず閲覧者の印象が変化します。たとえば季節に合わせて相手を気遣うメッセージはどのような相手にも使いやすいものであるため、送料面で問題がなければ適切に封入することをおすすめします。

化粧品など個人が普段使いするものを販売している場合は、購入価格から割引をするクーポンの封入がおすすめです。お得感があるだけではなく、昔使っていたものの今は使っていないという場合は、安くなることでもう一度購入しようかという気持ちを起こしやすくなるためです。クーポンは既存顧客だけではなく新規顧客へも使うことができます。新規限定クーポンを封入することで購入への足掛かりになりやすくなります。

クーポンが効果的とはいえ、どのような商材であってもとりあえず封入すればいいというものではありません。通常はローンを組んで購入するような、1度の購入金額が高くなる傾向がある高額商品が商材である場合は、安易なクーポン封入はかえって「安く売っても利益が得られるのでは?」という疑念を生み、利用を見送る原因になりかねません。

高額商品の例は自動車です。自動車を頻繁に買い替える人はあまり多くなく、じっくりとスペック等を見比べてから購入したいと考える方がほとんどです。また、住宅に関する事柄も入念に比較検討を行ったうえで導入したいと考える人が多くいるため、そのような方に向けてカタログを封入することをおすすめします。ウェブカタログにつながるQRコードを記載した紙を封入することも工夫のひとつとなるでしょう。

悩んだら代行業者に連絡を

顧客の興味を惹くDMを作ることは一朝一夕でできることではありません。自社内にデザイナーなどのクリエイターがいる専門部署があるならばともかく、そうでない場合はDM発送代行業者に連絡し、適切なアドバイスを仰ぐことをおすすめします。こちらの業者は年間3億通ものDMを取り扱っており、DMの扱いに習熟しています。そのような業者であれば顧客層にあった最適なアドバイスを授けてくれることでしょう。

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